category: ドイツの政治 6  1/3

AfD (19.03.2016)

2008年に世界経済が急激に冷え込むと、日本のように国の支払いを借金で行っていたギリシャ、ポルトガル、スペイン、イタリアなどでは国債が信用をなくし、利率はうなぎのぼり、金融市場でお金を調達するのが難しくなった。ユーロ危機の発生だ。借金で首が回らなくなったユーロ加盟国救済のため、欧州中央銀行が信用を落とした国債を買う決定をすると、「ケチ」で知られるドイツ人は、「俺の大切な金を、借金を抱え込んだ国の救済に...

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TTIP (16.10.2015)

この週末、ベルリンで大きなデモがあった。警察の発表でも参加者の数は15万人を超える大規模なものだった。ここまで大きなデモは、かっての東ドイツでの民主主義を求めるデモに匹敵する。「週末は働いてはならない。」と法律で週末に店を開くのを禁止しているドイツ人を、折角の週末にもかかわらず、デモに参加させるほどの心配事とは一体、何だろうか。ドイツ人を不安に陥れているのは、"TTIP"だ。ドイツに住んでいる方なら間違い...

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kommt oder kommt nicht? (07.07.2015)

夏休み。首相を筆頭に、スキャンダルを起す政治家、これを報道する記者までも休暇を取っているのでこの時期に大きなニュースはない。(ドイツでは芸能人の醜態は、滅多にニュースになりません。)ドイツ人はこれを、"Sommerloch"と呼び、ひと時の休息の時間になる。ところがその間隙を利用して、これまで日の目をみない政治家が毎年、おかしなことを言う。本人は大真面目なのだが、所詮は日陰組みの政治家、そのセンスがどこかずれ...

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Sozialwohnung (04.04.2015)

民主主義が根付いているドイツのような国でも、同じ政権が長期政権にあると、次第に長期政権に付き物の弊害が増えてくる。すでに10年以上政権にあるCDU/CSUの経済優先政策により、企業、お金持ちの富は増し、中間層が減少、社会的不安が生じるなど、あちこちでひずみが生じてきている。そのひとつがドイツにおける住宅事情だ。かってドイツでは国が主導して、社会的弱者のために"Sozialwohnung"、日本で言うところの市営住宅を建設...

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器の違い (16.02.2015)

21014年9月に交わされた停戦の取り込めにも関わらず、ロシア義勇軍は母なるロシアからの新鮮な兵力と最新兵器の増強を受け、攻勢を強めていった。時代遅れの兵器と戦闘意欲に欠けるウクライナ正規軍がこれに抵抗できる筈もなく、わずか半年でロシア義勇軍はその勢力範囲をほぼ倍に広げることに成功した。このままではロシアが併合したクリミア半島までの地上回廊と、その途上にある戦略上重要な大都市、Mariupolが義勇軍の手に落ち...

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