category: ドイツの犯罪  1/3

褐色テロ  (30.11.2011)

2007年4月にテュ-リンゲン州の田舎町、ハイルブロンで巡回中の女性警察官が頭を撃たれて殺害された。同僚の警察官も頭部を撃たれたが、奇跡的に命を取り留めた。日中に起きたこの襲撃は、大きな衝撃を与えた。躊躇しないその行動、警察官の拳銃、及び手錠が盗まれた事から、警察は計画的な犯行と推測、現場で確保されたDNAをBKA(Bundeskriminalamt、米国のFBIのようなもの)に送って調査したが、過去の犯罪データから同じDNAは検...

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喉元過ぎれば熱さ忘れる。 (28.10.2010)

西欧の思想では、刑務所は罪を償う場所ではなく、再び社会に復帰する準備をする場所だそうだ。現実はちょっと違う気がするが、この建前には便利な面もある。刑務所が罪を償う場合なら、罪を犯す(そして捕まる)度に、何度でも送り込まれ、何度でも釈放される事になる。しかし社会復帰を準備する場所なら、何度も犯罪をおかした(そして何度も捕まった)者に対して、「更正の見込みなし。」として、死ぬまで刑務所に収容する事が可...

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ein bedauerlicher Einzelfall (23.12.2008)

ドイツの郵便事情はよろしくない。もっとも日本のような安全(優秀)な郵便システムは(韓国、台湾などを例外として)、世界に例を見ないので、日本の郵便事情と、ドイツの郵便事情を比較するのは過酷かもしれない。そこでドイツの郵便事情をタイの郵便事情と比較してみよう。タイに着いた際、バンコクの空港からドイツへ絵葉書を出した事がある。休暇を過ごして帰国、6週間ほどして絵葉書を出した知人に会うと、「絵葉書をありが...

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犯罪者に甘い国 (07.04.2007)

欧州では刑法にて死刑が廃止されている国がほとんどだ。何しろあのロシアでさえ表面上は死刑を廃止したから(死刑がなくても病気やリンチで受刑者の多くはどのみち死亡している。)、欧州で極刑として適用されるのが終身刑である。ところがドイツの場合、この終身刑は形式上の「終身刑」であり、本当の終身刑ではない。以下に詳しく説明しよう。ドイツでは60年代から80年代初頭にかけてRAF(Rote Armee Fraktion)/ドイツ赤軍(テロ...

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無罪放免?  (29.11.2006)

今日紹介するのは、以前ここで取り上げたスポーツ賭博にかかわる詐欺事件の続編。詳細はこちらをご覧いただきたい。先日、11月28日にこの事件の控訴審がLeipzigにて行われ、検察側がなんと被告の無罪釈放を要求するという劇的発展を見せた。賭博の元締めからお金をもらって、弱いチームに有利な審判を下したことを白状したHoyzer氏は、2005年11月の一審にて執行猶予付きながら2年5ヶ月の有罪判決が下されていた。この結果を不服と...

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