category: 社会問題 & タブー 3  1/2

Reichsbürger (20.02.2017)

今回は「変わった人」の話。「変わった人」といっても、外見が変わっているのではなく、頭の中が変わっている人。「日本にも変わった人は居ます。」と思われるだろうが、その数、種類、程度では、個人主義の西欧とは比較にならない。欧米、あるいは日本の一部でも根強い人気があるのは、ユダヤ人陰謀説。休暇先の朝食のテーブルで、米国在住のドイツ人と暇つぶしの会話をしたことがある。お互い一人旅で退屈していたので話が長くな...

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Postfaktisch (11.02.2017)

日本では角川文庫が販売していたヒトラーの口述著書"Mein Kapnf"はドイツでは戦後から発行が禁止されていた。著作権の所有者であるバイエルン州が「悪魔の書」として発行を禁止したからだ。この禁止にもかかわらず"Institut für Zeitgeschichte"(以降IfZと略)という歴史研究期間が、この悪魔の書の「解説判」の発行準備を始めた。2016年にバイエル州が持つ著作権が期限切れになってしまうからだ。「誰かが発行する前に、ちゃんと...

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politisch korrekt (14.03.2016)

難民がドイツに押し寄せてきたのをきっかけに、ドイツの社会は真っ二つに割れている。去年、財務大臣のショイブレ氏が「雪崩のように」とドイツに押し寄せる難民を描写したことがあった。日本にはオバマ大領を「奴隷の出身」と表現する政治家もいるので、「その表現の何処が悪い?」と思われるだろうが、戦争の災禍を逃れてくる戦争難民を「雪崩よばわり」するのは正しくないと非難された。ドイツでは、"politisch korrekt"(政治...

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売春法改正 (20.02.2016)

建前と本音。往々にしてアジアでは面子を重視するあまり、建前を優先する。ドイツ人は政治家でない限り、"praktischen Nutzen"(実際の効果)を優先する。わかりやすいように実例を出そう。日本の警察が大好きな一時停止線。スピードを落として安全を確認するだけでは不十分で、完全に停止してないと、「道路交通法を守らなかった!」と罰金を課す。「ちゃんと安全を確認したじゃないか!」と言っても、「停止していない。」と耳を...

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Maghreb (24.01.2016)

2015年にドイツにやってきた難民の数は110万人に達した。難民の受け入れを命じられた地方自治体は、あまりの重圧に叫び声を上げている。しかし難民問題を決定する"Bund"(国)、すなわちメルケル首相は問題を軽視しているのか、それとも意地になっているのか、難民の数を制限することを拒否している。難民の到着ルートになっているバイエルン州は、メルケル首相の難民政策を当初から非難しており、「難民受け入れの上限を決めよ。...

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