喫煙は健康に悪し。 (03.07.2008)

何かと紆余曲折の多かった禁煙法だが、この7月1日から喫煙家の最後の砦Tueringen州でも禁煙法が施行されて、ドイツ全土の居酒屋、レストラン、デイスコ等では禁煙となった。例外は禁煙と喫煙に別々に仕切りがある部屋を用意している場合。又、この法律は州での設定なので、州により若干の違いがあり、「ドイツでは、、。」と一概に言えないところが、ドイツらしい。中でも一番厳しい喫煙法を施行したのはバイエルン州だ。この州では、居酒屋、レストランだけでなく官庁、学校(当たり前?)、病院、屋外テントでの喫煙が禁止。そうなると問題は9月のオクトバーフェストだが、これは過去200年の歴史で今年始めて禁煙のお祭りになる見通しだ。

喫煙禁止と言ったところで、皆が決まりを守れば警察は要らない(禁煙法を守らない人は必ず居る)ので、その罰金もちゃんと設定されている。喫煙が許されていない場所で喫煙をした際の罰金も、州によりさまざまだが、おおよそ35ユーロほどの罰金を払うことになりそうだ。また、居酒屋経営者が客が減ることを恐れて、禁煙を導入することを執拗に抵抗しているので、これに対しての罰金も設定されており、経営者に課せられる罰金は最高で5000ユーロ。脅しをかけるには十分な額面だ。

尚、この禁煙法はドイツのお隣、オランダでも(偶然に)7月1日から施行されて、レストラン、居酒屋、コーヒーショップでの喫煙が禁止される。そう、あの合法に大麻が吸えるコーヒーショップでの喫煙が禁止されることとなった。しかしオランダらしいことに、大麻を吸うのは禁止されていない。つまりオランダ政府は、タバコは大麻を吸うより健康に悪いという判断を下したことになる。今後、オランダでは屋内でタバコを吸っていると、禁煙法違反で罰金を課せられるということになるので、オランダに行かれる方は注意してください。

何はともあれ、これで隣のテーブルからのタバコの煙に悩まされずに食事を取ることが可能になり、禁煙家にはありがたい。又、ドイツ鉄道も今後、電車の喫煙席を廃止して、今後は禁煙車両のみ導入する予定の上、駅のホームでも(喫煙の場所を設けている場所以外では)喫煙は禁止なので、喫煙家はますます肩身の狭い思いをすることになりそうだ。気になるのは日本の禁煙(喫煙)事情。日本ではどのようになっているのだろう?

と、思っていたら親切な読者から早々に回答をいただきました。日本ではコーヒーショップやレストラン等でも、喫煙が可能との事。あの先進国シンガポールは言うまでも無く、発展途上国のタイでさえレストラン等で禁煙になっているので、日本の禁煙事情は発展途上国並みと言わざるを得ない。外国の真似をするのが好きな日本だけに、サマータイムの導入だとか、意味のない事を真似するのではなく、もっと大事な事を真似して欲しい。


256.jpg
オランダで見かける禁酒、大麻OKの看板。


スポンサーサイト

Comment 0

Leave a comment