流行の犯罪 (16.09.2004)

今、ドイツで爆発的に増えている犯罪がある。当初は、外国だけの犯罪として、「外国にはろくでもない奴がいる。」とドイツ国内では安心していたのだが、遂にその犯罪がドイツでも流行るようになったので、ここで取り上げておこう。

犯罪の場所は、銀行のキャンシュコーナー。ドイツでもATM機は、銀行の支店内にある場合と店の外に設置してある場合がある。ここで被害に会うのは、お店の外に設置されているAATM機だ。犯罪の手口は次の通り。銀行のATM機のカード差込口に、犯罪者がこしらえたカード読み取り機を装着する。続いてその上部か、キャンシュコーナーの横に、小さなWebカメラを取り付ければ、詐欺の下準備は完了。

何も知らない客は、お金を下ろすために差込口にカードを差し込む。これによって、カードのデータが読み取られ、チップ記憶されてしまう。あとは、手製のカードにこのデータを移せば、オリジナルのカードと同一のものが出来上がってしまう。しかし、これではまだ詐欺は完成しない。4桁のピンが足りないから、カードで現金を下ろせない。そこで活躍するのがキャッシュコーナーの上部か横に設置されたカメラ。このカメラで何もしらない被害者がピンを打ち込んでいる現場を撮影、録画してしまう。これで詐欺は完璧。

被害者にしてみれば、カードが紛失しているわけではないから、口座は滅多にチェックしないし、口座を凍結する事もしない。気がついた頃には、口座から有り金をすべて引き下ろされておる。実に簡単だが、これまた実に効率の良い犯罪である為、これからヨーロッパ全土に広がる可能性が十分にある。こうした詐欺にひっかからないようにする為にも、現金の引き出しは、かならず支店内のATM機で行なおう。支店内のATM機は細工をされる事が少ない。どうしても外にあるATM機でお金を引き出す場合は、カード差込口を触ってみて余計な機械が貼り付けてないか確認しよう。ピンを打ち込む場合は、誰カメラ で撮られないように、もう一方の手で隠して打ち込もう。そうすれば滅多に詐欺に遭わない筈だ。


ATM機で現金を下ろすときは、ご用心 !
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