eBay (10.11.2004)

ドイツではインターネットオークションと言えばeBay。一番知名度が高いので、高い値段で売れる確立が高い。又、新し物を好む日本と違い、ドイツでは中古の品物の価値が高いので、ドイツではインターネットオークションは日本よりも人気だ。ただし詐欺師にとっても、直接会う必要がないので、安全な仕事場として人気が高い。このホームページを見ている人の中にはドイツに来る人も多いだろうから、詐欺にかからないように、ここで幾つか代表的な詐欺の方法を紹介しておこう。

一番多い詐欺の方法は、時計、装飾品などの高級品を本物と称しておいて、実際は偽者を送るパターン。犯人は架空の個人データでeBayに登録しているから、警察に訴えても犯人を捕まえる事はできない。「評価の高い人なら安全」と、思ったら大間違い。まずは安くて、どうでもいいような物を2~3ヶ月にかけてeBayで売り買いして評価を上げる。そしていい評価がついたら、「一発かませて逃げる。」のである。

eBayではこうした詐欺に対処するために信託所を設けて、ここに現金を送り、品物がちゃんと届いたら、現金を売り手に払う方法を推奨しているが、詐欺師はすでにその先を行っている。売り手は自分の指定する信託会社に現金を送るように、買い手に指示する。買い手は信託会社だから、安心して現金を送るが、実際は存在もしない架空の信託会社だから、いくら待っても品物は送られて来る事はない。最近では、『新品』と称しておいて、『中古』のガラクタを売る詐欺も増えている。品物の写真に細工をして、オークションが終わった途端に『新品』の文字が消えるようにしている。こうした詐欺師の創造性には限りがなくeBayではとてもこうした詐欺師に対処できていない。

話は変わるが、ドイツではインターネットで買った品物は2週間以内なら理由を述べずに返却できる消費者の権利がある。eBayで装飾品を競り落とした買い手が、「気に入らないから、いらない。」と、言い出して裁判沙汰になり、先日、判決が出た。結果として買い手の権利が認められ、「eBayで購入した品物は気に入らなければ購入しなくてもよい。」と、いう事になったから、これでオークションの心配は少し減る事になるかもしれない。


今やインターネットオークシオンの代名詞となったebay。
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