スポーツ賭博 (27.01.2005)

ドイツでは賭博が(街により)許されている。街によってはカジノの営業を許している場合もあるが、通常は、日本で言うゲームセンターのようなもの。どこの国にも楽して金を稼ごうとして、破産する人間はいるもので、ドイツでも例外ではない。賭博に興味のある人間にとって欠かせないのはスポーツ賭博。ドイツでは言うまでもなく、サッカーが国技であるから、当然、サッカー賭博も人気がある(らしい。) このサッカー賭博に絡んで、今、ドイツのサッカー連盟が大きなスキャンダルに見舞われている。

疑惑は、サッカーの審判のRobert Hoyzer氏が、お金欲しさに弱いチーム(勝った場合の儲けが大きい。)に有利に試合を操って、弱いチームを勝ちに導いたというもの。こうした操作が1試合でけでなく、数ヶ月にわたっておこなわれために、審判組合にてその審判の采配が問題になり、内部調査をしている最中に、これがマスコミに漏れてしまった。

当初、試合の操作の疑いをかけられた Hoyzer氏は、「不当な非難である。」と声明を出し、この非難をかわそうとした。ドイツのサッカー連盟も「これは疑いであって、確定したわけではない。」と、そのような操作があったことを認めようとしなかった、ところがマスコミの攻勢に疲れてしまったHoyzer氏が、「試合の操作をしました。でも、俺一人だけじゃない。」と、弁護士を通じて声明を出したから、この日は、ドイツのテレビニースのトップを飾った。

この声明で、最後まで試合操作の可能性を認めようとしなかった連盟の面目は丸潰れ。もっとひどい事に一人だけじゃなく、他にも共犯がいるという、まさに最悪の展開となっている。ドイツサッカー連盟は、「たった一人の審判の誤った行動であり、サッカー連盟は、潔白な機関である。」と自己弁護。また、この詐欺のおかげで勝てる試合を失ってしまったチームの怒りは大きい。中には、この試合のせいで、トーナメント出場ができなかったチームもあり、かなりの経済的なダメージを受けており、今後、サッカー連盟に対する損害賠償訴訟もあり得る。2006年のWMを前にドイツのサッカー連盟は、大きな問題を抱えている。


ブンデス リーガにおける詐欺の瞬間
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