ワールドカップチョコレート (01.05.2006)

サッカーワールドカップの開催まで1ヶ月少々を残す時期となり、今のドイツではワールドカップ商戦たけなわである。ワールドカップテレビ、ワールドカップマットレス、ワールドカップコーヒーカップ、ワールドカップトイレットペーパーと、とにかく品物の表紙にはWM 2006 の文字が文字通り躍っている。このワールドカップ景気で一儲けをたくらんだFIFA(サッカー連盟)は、WMという言葉を商標登録申請してしまった。つまり、誰かがWM2006という言葉で商売をするならば、その登録商標の使用料金を徴収しようというのである。まるで「このはし渡るべからず。」を地で行く悪徳商屋そのもの。この忠告を聞かなかった一休さんいわく、チョコレート会社はWM2006の名前を「無断」で使用、堂々とドイツ選手団のステッカーを「おまけ」としてワールドカップチョコレートの販売を行なった。
これを見た悪徳商屋(FIFA)は、早速、ドイツの裁判所にこの無謀行為 を訴えて損害賠償を要求。この一件はドイツの最高裁判所にまで持ち込まれる騒動となった。結果は一休さんの勝ち。
WM2006なんて日常使う言葉だから、これを勝手に商標登録して、その使用料を請求する事はできないという納得のいく判決。お陰で、これからWMに向けて堂々とワールドカップチョコレートの販売が可能となった。さて、この一件で懲りたかと思いきや、この悪徳商屋は裁判後にコメントを出して、「この一件は、ヨーロッパ裁判所に訴えて、WM2006使用権の正当性を勝ち取る。」と発表。まるで子供のようなこの聞き分けのないFIFAの行為はドイツで笑いを誘っている。

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争いの元になったWMチョコレート

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