お話中、、、。 (07.06.2007)

国際的な取り決めがあるのかどうか定かではないが、ドイツでも警察へのNotruf(緊急通報)は110番だ。しかし消防、救急車などのNotrufは112番だから、やはり国により番号は違うようだ。 ところで、この警察への110番は、本当の緊急時のみ使用する番号で、「隣人がうるさい。」などのOrdnungswidrigkeiten(日常生活に上での問題)は 電話帳に載っている最寄の派出所まで電話する事になる。 そうすると、ちゃんと警察がやってきて、酔っ払った隣人、うるさい学生パーテイに口頭にて注意をしてくれます。もし、同じ日に、再度、通報すれば、このうるさい隣人を警察の拘置所に入れてくれるので、このサービスはありがたい。

しかし、最近、緊急事態で110番に通報しても、電話が繋がらなくなって、問題になっている。問題は警察の人員不足と設備の老朽化。警察の忙しい時間(昼間~夕方)に電話すると、「こちらは110番。只今、回線が一杯です。次の回線が空き次第、通話が繋がります。」と留守番電話のメッセージがあり、これに続いて音楽が流れ、1~2分して回線が空かない場合は、通話が一方的に切れてしまう。

つまり「(警察が)暇になってから、もう一度、掛け直せ。」というわけだ。サービスWueste(砂漠)のドイツらしいサービスだ。警察はこの事態を知っておきながら、特に「改善の必要なし。」として、何も対抗手段を取っていなかった。が、ドイツのテレビ局がこの話を聞きつけたのが、警察の運のつき。レポーターがテレビカメラの前で警察に110番通報すると、案の定 、留守番電話につながり、延々と待たされた挙句、しまいには電話が切られてしまった。この様子がテレビで全国放映されてしまったから、警察の「おそまつ」は周知の事実になった。このテレビ番組で流された様子はここで実際に見て(聞いて)見る事ができるので、興味のある方は、ご覧されたい。(ページの末尾をクリック!)

ちなみにお金のあるバイエルン州などではしっかりしているので、こうした心配はない。ノルトライン ヴェストファーレン州でも稀に、留守番電話に繋がる事もあるいが、10~20秒ほどで警察に繋がる。問題は主に(お金のない)東ドイツの州、あるいは西ドイツでも経済破綻しているBremen,Hannoverなどの州で 、これらの地域では、この問題はかなり深刻だ。


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ドイツの高速道路に立っている緊急時の電話ボックス。



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