吹くか神風は  (24.08.2005)

ドイツの総選挙がいよいよ1ケ月前にまで迫ってきた。首相候補のメルケル女史の間抜けない発言(情けないことに税込みと税抜きの区別ができなかった。)、姉妹政党、CSU党首の問題発言、東ドイツ国民を屠殺場に連れて行かれる間抜けな家畜と呼んだ、にもかかわらず、相変わらず政府与党の支持率は低く、もう奇跡でもおこらない限り政権交代が行なわれるのは明白になってきた。奇跡さえおこらなければ、、。ところが、その奇跡がおこりつつある。
2002年の総選挙前、政府与党は国民から支持を失って明らかに不利な選挙戦を展開していた。野党は選挙の勝利を期待してほくそえんでいた。ところが選挙1月前に東ドイツで大洪水が起きた。現場に乗り込んだ首相は、家をなくした人に国からの援助を気前よく保障した。野党の党首も被災地に向かったが、政権の座にあるわけではないから、政府の支援を約束するわけにもいかず(白々しく)カメラの前で同情を示すに留まった。これを機に一気に首相の人気が高騰して、SPDが稀に見る僅差で選挙に勝った。
時は流れて、2005年8月。ちょうど総選挙を1ケ月前に控えて、今度は南ドイツで2002年の規模を超える大洪水が発生している。果たして2002年の大逆転の再現なるか。果たしてこの大洪水は、政府与党にとっての神風となるのだろうか。

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ドイツ初の女性首相なるか?CDU党首メルケル女史



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